外部刺激応答性光機能を兼ね備えた「熱活性化遅延蛍光(TADF)材料」の開発

武田 洋平
(大阪大学 大学院工学研究科 准教授)

2017年6月3日土曜日

Krutyn TADF Summer Schoolで講師をしました。

先日PolandはKrutynで熱活性化遅延蛍光(TADF)に関するSummer Schoolに講師として呼ばれて講義をしてきましたので、その備忘録を。

今回の出張、実は2日前まで中国で別の日中ジョイントシンポジウムに参加させていただいてたのでかなりタイトなスケジュールでした。最近は、なるべく移動中は心を無にするように心がけています。



さて、今回のKrutyn Summer School、実にWarsawからバスに揺られること3時間、森の中にある宿泊施設での合宿だったわけですが、毎年何かしらのトピックに関して1週間ほど缶詰で開催されているそうです(詳しくは、http://ikss.eu)。今回は物理屋さんが多くいる中、数少ない有機合成化学者として参加させてもらい、TADF材料を合成する上で役立つであろう合成反応の紹介から最近の我々が開発したTADF材料(http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2016/20160407_1 および http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2017/20170113_1 をご参照ください)について講演してきました。会場は物理屋さんが多いので、講演中もなんだか会場から睨まれているような気がして(自分の英語のせいかもしれません)、最近ではあまり味わったことのない微妙な緊張感を覚えました。しかし、終わってみると、「勉強になったよ」とか「非常にわかりやすかった」とか声をかけてくれて意外にも良い反響が多かったので、時間をかけて資料を作成した甲斐があったなと思いました。いい経験になりました。

本Summer Schoolの良いところは、がっつり皆で勉強するだけではなく、毎日ランチ後には2時間ほどカヤックやサイクリングを楽しむ時間が用意されており、そのようなアクティビティを通じて参加者同士がリラックスした雰囲気でコミュニケーションを取れるところでした。このシステムは非常に良いなと感じました。Summer School終了後に乗ったボートからは幸運にも綺麗な虹が見えました。


こんなに美しい場所でのSummer Schoolに呼んでいただき、主催者の方々には本当に感謝です。










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